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WinActor® かんたん!日付取得!!

更新日:5月20日



はじめに

WinActor®でファイルを更新やデータのダウンロードをおこなう際、 今日の日付や、今日から1か月前、1週間後などの日付が必要になる場面が多いと思います。 今回は、WinActor®で今日の日付と1か月後の日付を取得する方法についてご紹介します!




今日の日付を取得する

まずは今日の日付を取得する方法です。



① 変数を作成

取得した今日の日付を格納するための変数を作成します。 ここではわかりやすく、「今日」という名前の変数を作成しています。


② [日時取得]ノードを設定

WinActor®の左側、[ノード] タブにある [日時取得] を選択し、 シナリオ内にドラッグ&ドロップで配置します。


シナリオ内に配置した[日時取得]のノードをダブルクリックし、プロパティ画面で詳細な設定をおこないます。 今日の日付を取得する場合は、以下のように設定します。 【設定内容】 ・取得結果:変数「今日」 ※①で作成した変数 ・フォーマットタイプ:日付のみ ※フォーマットタイプは「日付と時間」「日付のみ」「時間のみ」から選択できます。  任意で指定してください。 ※日付形式、タイムゾーンは任意で変更してください。  「シナリオ情報画面で指定」としている場合、[ツール] > [オプション] > [時刻] の設定内容が反映します。


以上で設定は完了です! 変数の値を確認するために、[待機ボックス] のノードを追加して実行してみましょう。 ※下図は2023年6月1日に実行した結果になります


今日の日付が変数「今日」に格納されていることが確認できました。 今日の日付を取得することができれば、今日を基準に様々な日付を取得することができます。 次は、今日の日付から1か月後の日付を取得してみましょう。




今日から1か月後の日付を取得する

先ほど今日の日付を取得する設定をおこないました。 指定の日付を基準に、日、月、年単位で日付計算をおこない、任意の日付を取得することができます。



① 変数を作成する

今日の日付を格納する変数と、1か月後の日付を格納する変数を作成します。 今回は、今日の日付を格納する変数を「今日」、1か月後の日付を格納する変数を「1か月後」とします。


② 今日の日付を取得

先に紹介した「今日の日付を取得する」の内容を参考に

[日時取得]のノードを使用し、今日の日付を変数「今日」に格納します。 プロパティは以下のように設定します。 【設定内容】 ・取得結果:変数「今日」 ※①で作成した変数 ・フォーマットタイプ:日付のみ



③ 1か月後の日付を取得する

画面左側下部の [ライブラリ] タブ > [08_日付関連] > [日付計算(n年後/n月後/n日後)] のライブラリを選択し、 シナリオ内にドラッグ&ドロップします。


シナリオ内に配置した [日付計算(n年後/n月後/n日後)] のライブラリをダブルクリックし、 プロパティ画面で詳細な設定をおこないます。 1か月後の日付を取得する場合は、以下のように設定します。 【設定内容】 ・基準日:変数「今日」 ・差分n:1 ・単位:月後 ・結果格納先:変数「1か月後」 ※①で作成した変数 ※基準日は変数だけでなく、日付を直接入力も可能です。 ※差分は未来日であれば正の数を、過去日であれば負の数を指定します。  例えば、昨日の日付を取得する場合は差分を「-1」、単位を「日後」とします。 ※単位は「日後」「月後」「年後」を指定することができます。


以上で設定は完了です。 [待機ボックス] のノードを追加して実行し、変数の結果を確認してみましょう。 ※下図は2023年6月1日に実行した結果になります

変数「1か月後」に今日から1か月後の日付が格納されていることが確認できますね!




おわりに

今回は、WinActor®で今日の日付や今日の日付から1か月後の日付を取得する方法をご紹介しました! [日付計算(n年後/n月後/n日後)] のライブラリは設定内容によって、 基準日の1週間前、2か月後など、様々な日付を取得することができます。 今回は基準日を「今日」で指定していますが、 基準日を変更して取得することもできますので、ぜひ応用してみてください!



次の記事へ (2024/2/22追記) → WinActor® かんたん!日付取得!!②

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