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⚠️ ハザードマップの「外側」が危ない。

  • 1 時間前
  • 読了時間: 9分

令和8年8月千葉豪雨から学ぶ、水害の教訓

2026年8月13日から14日にかけて、千葉県を記録的な大雨が襲いました。

線状降水帯の発生などによって猛烈な雨となり、道路の冠水や住宅への浸水など、県内各地で大きな被害が発生。

気象庁は、この豪雨を正式に

「令和8年8月千葉豪雨」

と命名しました。

災害に名前が付けられるということからも、今回の豪雨が非常に大きな災害だったことが分かります。

しかし、この豪雨から見えてきたのは、

☔「雨がたくさん降った」

というだけでは片づけられない、重要な教訓でした。

それは――

🔴 「ハザードマップで色がついていない場所=安全」とは限らない。

ということです。

🗺️ 被害報告の55.7%が「想定区域外」

今回、特に気になった数字があります。

ウェザーニューズが、千葉県内から寄せられた約2万件の情報を分析したところ、

⚠️ 被害を示す報告の「55.7%」

が、

「低位地帯」または「浸水想定区域」の外

から寄せられていたそうです。

つまり、被害報告の半数以上が、従来から水害リスクが高いと考えられていた場所以外から寄せられていたことになります。

これは、

「ハザードマップで色がついていないから、うちは大丈夫」

と思っている人にとって、かなり気になる結果ではないでしょうか。

🌊 川の近くだけが危険ではない

水害というと、

「大きな川があふれる」

というイメージを持つ方も多いと思います。

もちろん河川の氾濫への警戒は非常に重要です。

しかし今回、千葉市や柏市、八千代市などでは、

「内水氾濫」

とみられる被害も多く発生しました。

💡「内水氾濫」とは?

短時間に非常に激しい雨が降ると、

☑ 下水道☑ 排水路☑ 側溝☑ ポンプ設備

などの排水能力を、雨の量が上回ってしまうことがあります。

すると、川があふれていなくても、

道路や住宅地に水がたまってしまいます。

これが「内水氾濫」です。

今回の豪雨では、1時間に100mmを超える猛烈な雨となった地域もあり、街の排水能力を大きく超える雨となりました。

🏘️ 「川から離れているから安心」でもない

内水氾濫で怖いのは、

大きな川から離れていても起こる

ということです。

例えば、

⚠️ 周囲より低くなっている道路⚠️ 谷のような地形⚠️ アンダーパス⚠️ 地下駐車場⚠️ 地下街や地下室⚠️ 水が集まりやすい窪地

こうした場所では、短時間で急激に水がたまる可能性があります。

普段は何の問題もなく通っている道路が、ほんの短時間の豪雨で

🚗「通れない道」

に変わってしまうこともあります。

⚠️ ハザードマップは「見るだけ」では足りない

ここで誤解したくないのは、

「ハザードマップは役に立たない」

ということではありません。

ハザードマップは、自宅や職場周辺の災害リスクを知るために、とても重要な情報です。

ただし、

「色がついていない=絶対に安全」

という見方をしないことが大切なのだと思います。

ハザードマップを確認したうえで、

🗺️「自分の家の周辺は、実際にどんな地形なのか?」

まで見る。

これからは、そこまで考えておく必要があるのかもしれません。

🏗️ 対策していても「想定以上」には追いつかない

今回の豪雨でも、改めて感じさせられたことがあります。

それは、

🔴「対策されているから大丈夫」とは限らない。

ということです。

街には、

・雨水をためる施設・排水ポンプ・下水道・河川設備

など、さまざまな水害対策があります。

しかし、設備には当然「処理できる限界」があります。

想定を大きく上回る雨が短時間に降れば、排水が追いつかなくなることがあります。

機器のトラブルなどが重なれば、さらに状況は厳しくなります。

💬 「行政が対策しているから安心」ではなく…

行政による防災対策は、私たちの生活を守るために欠かせません。

しかし、

「設備があるから大丈夫」「排水ポンプがあるから大丈夫」「ハザードマップに色がないから大丈夫」

ではなく、

☝️「それでも想定を超えることはある」

という前提で、自分たちでも備えておく。

今回の豪雨から学ぶべきことの一つではないでしょうか。

🤔「うちは大丈夫」を、一度疑ってみませんか?

今回の千葉豪雨から見えてくるのは、

❌「ハザードマップに色がないから大丈夫」

❌「大きな川が近くにないから大丈夫」

❌「行政が対策しているから大丈夫」

という考えが、必ずしも安全につながるとは限らないということです。

台風や大雨が来る前に、ぜひ一度確認しておきたいことをまとめました。

✅ 大雨の前に確認したい5つのこと

① 🗺️ ハザードマップを確認する

まずは、自宅や職場周辺のハザードマップを確認してみましょう。

ただし、

「色がついていない=絶対に安全ではない」

という視点も忘れないことが大切です。

洪水だけでなく、自治体によっては内水ハザードマップなどが公開されている場合もあります。

② 🏘️ 周辺の「高低差」を見る

普段何気なく通っている場所にも、

☑ 周囲より低い道路☑ 窪地☑ 坂道の一番下☑ 谷のようになっている住宅地☑ アンダーパス

などがありませんか?

こうした場所には、短時間で水が集まる可能性があります。

③ 🎒 避難は「危なくなる前」に考える

大雨になってから、

「そろそろ避難しようかな」

では、すでに道路が冠水している可能性があります。

だからこそ、

📌 どこへ避難するのか

📌 どの道を使うのか

📌 何を持って行くのか

📌 家族とどう連絡を取るのか

を、平常時に決めておくことが大切です。

特に夜間の避難は周囲が見えにくくなります。

「まだ大丈夫」と思える段階で判断できる準備をしておきたいところです。

④ ⚙️「対策設備」を過信しすぎない

雨水貯留施設や排水設備がある地域でも、

「設備がある=絶対に浸水しない」

わけではありません。

想定以上の雨が降る可能性も考えておきましょう。

⑤ 🚗 冠水した道路には入らない

車で移動していると、

「このくらいなら通れそう」

と思ってしまうことがあります。

しかし、冠水した道路では、

⚠️ 水深が分からない

⚠️ 道路と側溝の境目が見えない

⚠️ 車が動かなくなる可能性がある

⚠️ アンダーパスでは急激に水位が上がる

など、大きな危険があります。

🚨 危険を感じてから無理に移動するのではなく、冠水する前に安全な場所へ移動することが重要です。

🎒 今のうちに備えたい「防災グッズ3選」

災害が起きてから買いに行くことはできません。

普段から、

「すぐに使える状態」

にしておくことが大切です。

今回は、水害への備えとして用意しておきたいものを3つ挙げてみます。

① 💧 水で膨らむ「吸水土のう」

一般的な土のうは、保管場所や土の準備が必要です。

そこで家庭でも備えやすいのが、

「吸水土のう」

です。

水を吸うことで膨らみ、簡易的な浸水対策として利用できます。

玄関や勝手口、車庫など、

🚪「ここから水が入ってきたら困る」

という場所を事前に確認しておくといいでしょう。

使わないときにコンパクトに保管できるタイプもあります。

※製品ごとに使用方法・使用可能場所が異なるため、購入時には必ず確認してください。

② 🔋 大容量モバイルバッテリー

停電時に困るのが、

📱 スマートフォンの充電

です。

災害時には、

・避難情報を見る・家族へ連絡する・現在地を確認する・ニュースを見る・自治体からの情報を確認する

など、スマートフォンが重要な情報源になります。

普段からモバイルバッテリーを充電した状態で保管しておくと安心です。

☀️ ソーラー充電対応タイプ

なども選択肢の一つですが、災害時に初めて使うのではなく、平常時に一度使い方を確認しておくことをおすすめします。

③ 🎒 防水ポーチ・防水バッグ

避難時に濡らしたくないものは意外と多くあります。

例えば、

📱 スマートフォン💳 身分証明書📄 保険関係の書類💊 必要な薬🔑 鍵💴 現金

などです。

こうしたものをまとめておける防水ポーチがあると便利です。

さらに、防災用品を入れるバッグは、

🎒 両手を空けられるリュックタイプ

にしておくと、避難時にも動きやすくなります。

ただし、すでに道路が冠水してから歩いて避難することを前提にするのではなく、安全に移動できる段階で避難することが基本です。

📌 防災グッズは「持っている」だけでは意味がない

防災用品を購入すると、

「これで安心」

と思ってしまいがちです。

でも、本当に大切なのは、

☑ どこに置いてあるか家族全員が知っている

☑ すぐに取り出せる

☑ モバイルバッテリーが充電されている

☑ 食品・水の期限を確認している

☑ 実際の使い方を一度確認している

という状態にしておくことです。

💡「買う」よりも「使える状態にしておく」。

ここまでやって、初めて備えになるのだと思います。

☔ まとめ|「ここは大丈夫」を一度疑ってみる

令和8年8月千葉豪雨は、

🌊 大きな川があふれていなくても

🗺️ 浸水想定区域の外でも

🏙️ 普段は問題のない街中でも

水害が起こる可能性があることを、改めて示しました。

もちろん、

ハザードマップを見ることは重要です。

ただ、

「色がついていないから大丈夫」

で終わらせない。

そこからもう一歩踏み込んで、

「家の周りに水が集まりそうな場所はないか?」

「いつも使う道路にアンダーパスはないか?」

「避難所まで安全に行ける道はどこか?」

「夜中に大雨になったらどうするか?」

まで考えておくことが大切だと思います。

🔴 災害は「想定通り」に起こるとは限らない。

台風や大雨のニュースを見ると、

「今回は自分のところは大丈夫そう」

と思ってしまうことがあります。

でも、今回の豪雨で多くの被害報告があったのは、まさに

「大丈夫だと思っていた場所」

でもありました。

これから大雨や台風への警戒が必要な時期が続きます。

ぜひ一度、ご自宅や会社の周辺を見渡してみてください。

🗺️「ハザードマップに色がないから安心」から

☔「色がなくても油断しない」へ。

その少しの意識の違いが、いざというときの行動を変えるきっかけになるかもしれません。

📚 参考

・気象庁「令和8年8月13日からの千葉県の豪雨の名称について」・ウェザーニューズ「令和8年8月千葉豪雨」浸水・冠水被害分析・国土交通省/内閣府「令和8年8月千葉豪雨による被害状況等について」

※掲載内容は2026年8月時点で公表されている情報をもとに構成しています。災害情報・避難情報は状況により変化するため、実際の災害時には気象庁や自治体などの最新情報をご確認ください。

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