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FileMaker Server と FileMaker Cloud の比較


こんにちは。ティーマネジメントの田中です。

今回は、改めてClaris FileMaker Server(以下、FileMaker Server)と、

Claris FileMaker Cloud(以下、FileMaker Cloud)について考える機会があったので、

メリット・デメリットを含めてまとめ記事にしました。



FileMaker Server と FileMaker Cloud とは

FileMaker は、業務効率化のためのアプリケーションを簡単に作成できるツールです。

そのデータを複数の人で共有したり、安全に管理したりするための仕組みが 「FileMaker Server」 と 「FileMaker Cloud」 です。


簡単に言うと、

FileMaker Server は、自分で用意したパソコン(サーバー)を使ってデータを管理する方法。

FileMaker Cloud は、インターネット上の仕組みを使ってデータを管理する方法です。


どちらも目的は同じですが、使い方や特徴が少し違います。



FileMaker Server の特徴

FileMaker Server は、自分たちでデータをしっかり管理したい人に向いています。


主な特徴


・自分でデータをコントロールできる

データの保存箇所、容量を自分で管理します。


・ローカルネットワークでの利用

 インターネットがない環境でも、オフィス内のローカルネットワークを通じて利用できます。

 外部に公開せずにデータ共有が可能です。


・初期費用がかかる

サーバー用のパソコンを買ったり、設定を行ったりする必要があります。


・メンテナンスが必要

ソフトウェアの更新、不具合対応を自分たちで行う必要があります。


・セキュリティ設定

 自社の運用に合わせたセキュリティ設定が可能ですが、自分たちで設定する必要があります。



FileMaker Cloud の特徴

FileMaker Cloud は、サーバー管理の手間を省きたい人に向いています。


主な特徴


・導入が簡単

Claris社が用意した仕組みを使うだけなので、難しい設定は不要です。


・どこからでもアクセス可能

インターネットにつながっていれば、オフィス以外でも簡単に利用できます。


・自動更新

ソフトウェアの更新やバックアップはすべて自動で行われます。


・初期費用が少ない

サーバー用のパソコンを買う必要がなく、利用料金を毎月支払う形になります。


・拡張性

 利用料金が月額制のため、容量の追加を行う場合は毎月料金が発生します。


・セキュリティ

 Claris社はFileMaker Cloudの安全性に力を入れているため、高水準のセキュリティの元に利用できます。



どちらを選べばいい?

FileMaker Server が向いているのはこんな人:

・データを自分たちで管理したい。

・インターネット環境がない場所でも使いたい。

・高度なカスタマイズを行いたい。


FileMaker Cloud が向いているのはこんな人:

・管理の手間を減らしたい。

・主に外出先からデータを利用したい。

・初期費用を抑えたい。




FileMaker Server と FileMaker Cloud の選び方は、

「自分たちで管理する」 か、 「管理をお任せする」 かの違いです。

どちらにせよ、FileMaker を使えば業務をもっと効率的に進められると思います。


どちらが自分に合っているか迷った場合や、設定にお困りの方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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