はじめに
こんにちは、ティーマネジメントのゆったです。
やっと冬らしい寒さが感じられるようになってきました。
仕事のお供に熱々のホットコーヒーを淹れるのですが、開発に集中しているといつの間にか冷めて、温め直して、また冷めてーーというループになりがちです......。
なので、ダブルウォールカップと呼ばれる二重構造の磁器マグカップを愛用しています!
冷めにくい上にカップ自体は熱くならず、そのままレンジや食洗器も使用できるので今では仕事の相棒です✾✾✾
オススメグッズ紹介はこんなところで、本題に入りたいと思います。
今回はExcelのセキュリティを強化するパスワード設定について、その種類と設定方法をご紹介します!
ブックの保護 パスワードを指定して暗号化
Excelファイルを開いた時にパスワードを要求するダイアログを表示させる設定です。
このパスワードを設定しておけば、パスワードを知っている人だけがファイルを開けるようにできます。
設定方法
① 設定したいExcelファイルを開いて、上部メニューの「ファイル」をクリック
② 情報 > パスワードを使用して暗号化(E) をクリック
③ 設定したいパスワードを入力し OK > パスワードを再入力 > OK と順に進める
④ ファイルを上書き保存して完了!
ブックの保護 ブック構成の保護
シートの増減や表示、非表示などExcelファイルの構成に対してパスワードを設定します。
データの入力は自由にしたいけれど、非表示のシートを見せたくない場合や、シートを増やしたりシート名を変更して欲しくない場合に操作を制限できます。
設定方法
① 設定したいExcelファイルを開いて、上部メニューの「ファイル」をクリック
② 情報 > ブック構成の保護(W) をクリック
③ 設定したいパスワードを入力し OK > パスワードを再入力 > OK と順に進める
④ ファイルを上書き保存して完了!
シートの保護
各シートに対して、ユーザが行える操作を設定します。
セルへの入力や選択の他、書式や行列の変更など細かに制限することができます。
設定方法
① 設定したいシート名を右クリックし、「シートの保護」をクリック
② パスワードを入力し、制限したい項目にチェックを付けて「OK」をクリック
③ ファイルを上書き保存して完了!
VBAの保護
マクロ付きのExcelファイルで、マクロのソースコードであるVBAを見る際にパスワードを要求させる設定です。
マクロの使用には制限がかかりませんので、ユーザにコードを見せたくない場合に活躍します。
設定方法
① 設定したいExcelファイルを開いて、ショートカット「Alt + F11」でVBEを開きます
② VBAのメニューから ツール > VBAProjectのプロパティ(E) を開きます
③ 「保護」タブに切り替えます
④ 「プロジェクトを表示用にロックする(V)」にチェックを付けて、パスワードを設定し「OK」をクリック
⑤ ファイルを上書き保存して完了!
さいごに
一言でパスワードと言っても、実は様々な部分へパスワードが設定できますので、
ぜひ最適な設定方法を見つける一助になればと思っております!
今回はExcelの基本機能で設定できるもののみをご紹介しましたが、マクロ(VBA)を使用すればファイルに使用期限を付けたり、特定の処理のみを制限したりと更に設定の幅が広がります。
もしもセキュリティ設定でお困りごとがありましたら、ぜひご相談ください✿❀✿