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FileMakerGo®でバーコードを読み取ろう!


はじめに

こんにちは。ティーマネジメントのシステム担当ムギです。


今回はFileMakerGo®を使ったバーコードの読み取りについてご紹介していきます。

簡単な設定で実装できますので、ぜひご活用ください。




FileMakerGo®でのバーコード読み取り

FileMakerGo®では、カメラを起動してバーコードを読み取り、

読み取った内容をFileMaker®ファイルに保存することができます。


また、読み取りをおこなうバーコードタイプを制限することもできます。

読み取りたいバーコードのタイプに合わせて設定することで、

タイプが異なるバーコードは読み取れなくすることで誤った読み取りの防止にもつながります。


※使用時の注意!※

バーコードの読み取りをおこなうiPadやiPhoneの設定で、

FileMakerGo®のカメラ使用を許可する必要があります。


iPad、iPhoneの[設定]>[FileMaker Go]>[カメラ]の設定が

有効になっているか確認してから動作確認をおこなってください。





[デバイスから挿入]スクリプトステップ

FileMakerGo®でバーコードを読み取ることができるようにするためには、

[デバイスから挿入]スクリプトステップを使用します。

[デバイスから挿入]スクリプトステップでは次の内容を設定します。


・ターゲットフィールドの指定:挿入するデータを格納するフィールド

・次から挿入:どこからデータを挿入するか


※「次から挿入」では、以下いずれかを指定します。

 ミュージックライブラリ、フォトライブラリ以外はいオプションの設定ができます。


【次から挿入】

・ミュージックライブラリ

・フォトライブラリ

・カメラ

・ビデオカメラ

・マイク

・バーコード

・署名





バーコードの読み取り設定

ではバーコードの読み取り設定を見ていきましょう。


バーコードの読み取りをおこなう場合は、[デバイスから挿入]スクリプトステップの設定にて

「次から挿入」で「バーコード」を指定します。

「ターゲットフィールドの指定」では読み取り結果を格納するフィールドを指定してください。



【設定内容】

・ターゲットフィールドの指定:読み取り結果を格納するフィールド

・次から挿入バーコード



「次から挿入」で「バーコード」を指定するとオプションの設定画面が表示されます。

オプションでは何からスキャンするか(カメラorフィールド)、

カメラの向き(インカメラかアウトカメラ)や読み取るバーコードのタイプが指定できます。


今回はアウトカメラから読み取りをおこない、バーコードタイプは制限しない(すべて選択)にします。




最終的にこのような設定となりました。

バーコードを読み取った後にフィールドのアクティブ化を解除するため、レコードの確定を入れておきます。



このスクリプトをFileMakerGo®で実行すると、

カメラが起動しバーコードの読み取りができますので是非試してみてください。


バーコードタイプの設定で「QRコード」を指定しておけばQRコードの読み取りもできます。




最後に

いかがでしたでしょうか。

今回はFileMakerGo®でバーコードを読み取る方法をご紹介しました。


パソコンであればバーコードリーダーを使用すればバーコード読み取りが可能ですが、

iPad、iPhoneでも難しい処理はなく1つのスクリプトステップで実装できますので

ご活用いただければ幸いです。

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