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WinActor® サブルーチンを活用しよう!


はじめに

新年あけましておめでとうございます。ティーマネジメントのシステム担当ムギです。

皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

まだまだ冷えますので体調には気を付けていきたいですね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


ではさっそく、今回はWinActor®のサブルーチンの基本的な内容についてご紹介いたします。

どうぞお付き合いください。



サブルーチンとは

WinActor®のサブルーチンとは、「ある一連の処理をまとめる」ことができるノードです。

よく使用する処理や繰り返し使用する処理はサブルーチンにまとめておくことで

何度も同じ処理を作る必要がなくなります。


以下の例は、「現在の日付を取得し、YYYYMM形式にする」といった処理を

サブルーチングループにまとめています。

赤枠内がサブルーチングループです。

サブルーチングループの名前は変更できますので、処理内容がわかりやすい名前を付けましょう。


メインシナリオ内には「サブルーチン呼び出し」というノードを使用して

サブルーチングループの処理を呼び出します。

このシナリオを実行すると、「サブルーチン呼び出し」でサブルーチングループ内の処理が実行された後に

メインシナリオの残りの処理(この例では「待機ボックス」)の処理が実行されます。




サブルーチンを使用するメリット

サブルーチンを使用するメリットとして、一度作った処理が再利用できるため、

シナリオの作成効率がアップするということが挙げられます。


サブルーチンのみを別のシナリオからインポートして活用することも可能ですので、

よく使用する処理やどのシステムでも汎用的に使用できる処理はテンプレートとして1シナリオ内にまとめて作っておいてもいいかもしれません。

※サブルーチンのインポートについてはこちら→WinActorシナリオインポートでらくらく作成!


その他、以下のようなメリットもあります。

・複雑な処理をブロック単位でサブルーチンにまとめることで、フロー全体が簡略になる

・シナリオが簡略になることで、メンテナンス性が向上する


メインシナリオにすべての処理を設定していくよりも、

処理のまとまりごとでサブルーチン化しておくと部分的な修正などもしやすくなります。



サブルーチン化の方法

処理をサブルーチン化するには、[サブルーチングループ]ノードを使用します。

任意のタブに[サブルーチングループ]ノードをドラッグ&ドロップし、

サブルーチングループ内に処理を設定していきます。


繰り返しになりますが、サブルーチングループの名前は変更できますので、

処理内容がわかりやすい名前を付けることをおすすめします。

どのような処理を実行するものか一目でわかるとサブルーチンを使用する際にわかりやすいです。


作成したサブルーチンを使用するには、[サブルーチン呼び出し]ノードを使用します。

[サブルーチン呼び出し]ノードをシナリオ内にドラッグ&ドロップします。



[サブルーチン呼び出し]ノードをダブルクリックしてプロパティ画面を開きます。

[サブルーチン呼び出し]の名前も変更が可能ですので、何の処理を呼び出しているのかわかる名前に変更しておくことをお勧めします。

そして、サブルーチン名のドロップダウンから作成したサブルーチンを選択します。

(サブルーチン名をわかりやすくしておくとここで選択しやすいです。)





おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はWinActor®のサブルーチンの基本的な内容についてご紹介いたしました。

実はサブルーチンについてまだご紹介できていない部分がございますので

そちらはまた別途ご紹介いたします。


うまくサブルーチンを活用して、シナリオの作成効率UPやメンテナンスしやすいシナリオを作っていきましょう!

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