データベースってなに??➂
- ハク
- 2 日前
- 読了時間: 2分

こんにちは!ティーマネジメントのハクです!
前回の記事では「階層型データベース」についてご紹介しました。
今回は「ネットワーク型データベース」についてご紹介します。
前回のデータベースってなに??② は以下のリンクからご覧いただけます。
ネットワーク型データベースとは・・・
ネットワーク型データベースは、データ同士の関係を「網状」で表現できるデータベースモデルです。
階層型データベースでは1つの親が複数の子を持ちますが、ネットワーク型データベースでは複数の親を持つことができます。
図のように、「社員C」は企画課でもあり開発課でもある。
このような関係性を持つことができます。

この関係を階層型にすると・・・

図のように「社員C」が二人存在するようなデータの重複が発生します。
ネットワーク型ではこのようなデータの重複を避けることができます。
ネットワーク型データベースのメリット
・上記で説明したように子が複数の親を持つことができるため、データ重複を避けることができます。
・複雑なデータ関係でも直接的に結び付けられているため、関連データへ素早くアクセスできます。
ネットワーク型データベースのデメリット
・構造が複雑になりやすいので、設計や運用の難易度が高くなります。
・データの追加・削除が他のデータに影響しやすく、一貫性を保つ管理が求められます。
まとめ
ネットワーク型データベースは、階層型では表現できない複雑な関係性をもつデータを効率的に扱うのに適したモデルです。
ただし、構造が複雑になりやすいため、設計やデータ同士の関係整理と理解など専門的な知識を必要とします。
次回は、「リレーショナル型データベース」についてご紹介します!
最後に
業務のシステム化・効率化でお悩みの方は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。