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FileMaker スクリプトでオーディオ再生①

更新日:2月22日


こんにちは。ティーマネジメントの田中です。

今回はFileMakerのスクリプトで音を再生する方法についてご紹介します。




FileMaker上でのオーディオファイルの扱い

FileMakerではオブジェクトフィールドにオーディオファイルを入れることで、

音声を再生することができます。


フリー音源などのキーワードで検索することで、無料で利用できる音源を見つけることができます。

利用規約に反しないよう注意しつつ、ありがたく使わせて頂きましょう。

今回はOtoLogic様の音源を使用してテストを行いました。


レイアウトモード > データの書式設定 から、インタラクティブコンテンツを選択することで、

挿入されているファイルに最適な形式で、オブジェクトを表示することができます。



レイアウトモード



ブラウズモード


インタラクティブに設定しているのに、オーディオのコントロールが表示されない場合は、

再度音声ファイルを挿入してみてください。


では、スクリプト上でオーディオを再生する方法を次から紹介します。



スクリプトでオーディオファイルを再生する

スクリプトでオーディオファイルを再生する方法について、いくつか紹介していきたいと思います。



「AVPlayer再生」スクリプトステップ(FileMaker Goのみ)

「AVPlayer再生」スクリプトステップを使用することで、オブジェクトフィールド上のオーディオファイルを再生することができます。

こちらは、FileMaker Goでのみ使用できるスクリプトステップのため、Windows, masOSのFileMaker Pro 等では使用できません。



ソース からフィールドを選択し、オーディオファイルが格納されているオブジェクトフィールドを指定します。



各オプションについて



「ソース」:フィールド、レイアウト上のオブジェクト、URLを指定できます。

「表示」:オーディオのみにすることで、再生中の音声ファイルを非表示にできます。

              チェックが入っていない場合、再生中の音声ファイルが表示されます。


「インタラクションを無効にする」:いいえになっており、かつコントロールが表示されている場合、再生バーを操作できます。

「コントロールを隠す」:いいえになっている場合、再生バーが表示されます。

「位置」:開始位置を数字で指定できます。

「開始オフセット」:オーディオの開始位置から、再生の開始位置までを数字で指定します。

「終了オフセット」:オーディオの開始位置から、再生の終了位置までを数字で指定します。




今回はFileMaker Goでオーディオファイルを再生する方法についてご紹介しました。

こちらのAVPlayer再生 スクリプトステップは、先に紹介した通り、FileMaker Proでは使用できません。

FileMaker Proで、スクリプトを使用してオーディオを再生する方法については、次回にご紹介したいと思います。



次の記事へ (2024/2/22追記) → FileMaker スクリプトでオーディオ再生②

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