データベースってなに??④
- ハク
- 13 分前
- 読了時間: 3分

こんにちは!ティーマネジメントのハクです!
前回の記事では「ネットワーク型データベース」についてご紹介しました。
今回は「リレーショナル型データベース」についてご紹介します。
前回のデータベースってなに??➂ は以下のリンクからご覧いただけます。
リレーショナル型データベースとは・・・
リレーショナル型データベースは、行と列構成された表形式のデータベースです。
Excelなどがイメージしやすいかと思います。
そしてリレーショナル型ではデータを表す用語として以下のような言葉を使います。
テーブル:表全体のデータ(※添付 社員情報)
カラム:表の中の列に相当するもの 項目別のデータ
レコード:表の中の行に相当するもの 1件のデータのまとまり
フィールド:一つ一つのデータ、Excelでいうセルに相当する

また特徴として、表データを互いに結びつけることで、より多くの複雑なデータを管理することができます。
図のように異なるテーブルを共通の項目を使って関連つけてデータを管理します。
この関連づけることを「リレーションを組む」と表現し、リレーショナル型データベースの特徴そのものとなっています。(Relation:リレーション 意味:関係、関連)

リレーショナル型データベースのメリット
・表形式(行と列)で管理するため、視覚的に分かりやすく、データの追加や変更、削除も容易で柔軟なデータ操作が可能です。
・データの一貫性を維持できる。
蓄積したデータはルールや構造に従っているため、データの矛盾や重複がなく不整合を避けることができます。
リレーショナル型データベースのデメリット
・データ量が多いほど処理速度が遅くなりやすい。
・データベースの拡張がしにくい
複数のサーバーへ拡張したり、クラウドサーバーに移行したりする際は、高度な知識や技術を求められます。
まとめ
リレーショナル型データベースは、表形式で管理されており、情報が見やすく高度な処理にも対応することができます。
異なるデータ同士をつなぎ合わせて、効率よく活用できるため、多くの企業やサービスで使われています。
一方で、大量のデータ処理やシステム拡張に弱いという面もありますが、最近はクラウドや分散技術の進化によって、そうした弱点も少しずつ改善されつつあります。
次回は「NoSQL型(非リレーショナル データベース)」についてご紹介します。
最後に
業務のシステム化・効率化でお悩みの方は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。