データベースってなに??⑤
- ハク
- 19 時間前
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こんにちは!ティーマネジメントのハクです!
前回の記事では「リレーショナル型データベース」についてご紹介しました。
今回は「NoSQL型(非リレーショナルデータベース)」についてご紹介します。
前回のデータベースってなに??④ は以下のリンクからご覧いただけます。
NoSQL型データベースとは・・・
「NoSQL」とは「Not Only SQL(SQLだけじゃない)」の略です。
リレーショナル型データベース(以下、RDB)が「表形式(行と列)」で管理するのに対して
NoSQL型データベースは表にとらわれない柔軟なデータ管理方法を採用しています。
近年のIoTやAIなど最新技術の発展により、ビッグデータといわれる膨大で多様なデータを効率的に収集・活用できるようになりました。
ですがRDBはビッグデータを高速に処理させるには不向きです。
そのためRDBに比べ、構造化されていないデータ、例えば動画や画像データなどをデータベースとして扱いたい場合やビッグデータも高速で処理ができるため注目を集めています。
NoSQLの特徴
・柔軟なデータ形式
表形式に縛られず、文章・画像・タグ付きデータなども保存しやすい。
・大量アクセスに強い
世界中から同時に利用されても、高速で処理できるように設計されている。
・拡張しやすい
サーバーを増やして分散処理がしやすいため、システムの成長に合わせてスムーズに対応できる。
NoSQLの代表的な種類
NoSQLとひとことで言っても、用途に応じていくつかの種類があります。
以下は、代表的な種類です。
・ドキュメント型
・キー・バリュー型
・カラム指向型
・グラフ型
これらの詳細は次の記事で紹介したいと思います。
NoSQLのメリット
・大規模データやリアルタイム処理に強い
・柔軟なデータ形式に対応できる
・サーバー分散により拡張が容易
NoSQLのデメリット
・データの一貫性(正確さ)を保つのが難しい場合がある
・仕組みが複雑で初心者には分かりづらい
・SQLのような標準的な操作言語がないため、学習コストが高い
まとめ
NoSQL型(非リレーショナルデータベース)は
・柔軟にデータを扱いたい
・大量アクセスを高速に処理したい
・サービス拡張に強い仕組みを取り入れたい
といった現代的なアプリやサービスで広く使われています。
一方で、データの正確性や操作方法の学習には注意が必要です。
リレーショナル型とNoSQLは「どちらが良い・悪い」ではなく、目的に応じて使い分けることが大切です。
次回は「NoSQLの種類」についてご紹介します。
最後に
業務のシステム化・効率化でお悩みの方は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。